歯周病が薬で治る！？ |
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| 歯槽膿漏（歯周病）の治療といえば、
昔から歯磨き指導と歯石を除去したりするお掃除が、どの歯科医院でも行われている基本的な治療でした。
しかし、この基本治療をしても、一生懸命歯みがきしてもなかなか良くならず、歯肉の腫れ、出血、口臭で悩まされて歯を失う方がいらっしゃることも事実です。
ところが画期的な治療法がみつかったのです。
原因である菌を特定し、薬によって菌を退治する方法です。
これが最新式の治療法「顕微鏡を使った歯周内科治療」です。
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歯周内科治療とは？ |
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歯科における2大疾患の「虫歯」も「歯周病」も感染症であるという結論になっています。
感染症といえば一般的な風邪もそうです。
風邪は医師の指示にしたがって、きちんと薬を飲めば治ってしまいます。
では、歯周病も同じように治らないでしょうか？
というところで21世紀に入って生まれたのが、薬で歯周病を治す歯周内科という治療法です。
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歯周治療の基本的な流れ |
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応急処置
痛みや腫れがある場合は、まず応急処置をして落ちつかせます。
検査・診断
- 問診（症例やアレルギーなど）
- 歯周基本検診
1. 歯周ポケットの深さの測定
2. 歯肉からの止血、排膿のチェック
3. 歯の動揺の度合いのチェック
4. その他悪化の原因のチェック
- レントゲン検査
- 細菌検査（位相差顕微鏡による検査）
カウンセリング
口腔内の原因菌の種類、数、活動性について
現在の歯周組織の破壊の度合いについて
それによってどのような治療が必要か必要か説明いたします。
軽度〜中等度のうちであれば、原因菌の除去、環境を改善することでずっと歯周病に悩まされることがなくなります。
基本治療のスタート
1. 必要に応じて薬による除菌をいたします。
2. プラークコントロール
3. ブラッシング指導
4. 歯石除去
5. 動揺している歯の固定
再評価
- 細菌検査（位相差顕微鏡による検査）
- 歯周基本検査（ポケット測定、出血、排膿の有無、歯の動揺度など）
- 生活習慣が改善されているか
- ブラッシングがうまくできているか
メインテナンス
再感染、再発が起きていないか定期的にチェックを行います。
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