こちらのページでは、わたなべ歯科クリニックの歯周内科についてご確認いただけます。
位相差顕微鏡の検査で、残念ながら歯周病菌が多いと診断された方には、細菌に直接作用する抗生物質の処方と歯ブラシによる除菌をお勧めしております。
■ジスロマックとは歯科医療で使われている抗生物質の中でも本当に理想的な治療薬です。最小使用量(1回/1日×3日)で最大の効果(耐性菌が出来にくい)を長時間維持(1週間)できる特性を持った抗生物質です。 ジスロマックは白血球に取り込まれ細菌の感染した部位にピンポイントで放出されるため歯周内科という新しい領域で歯周病という感染症に特に有効とされ、実際に今まで、かなり進行してしまった歯周病でも手術を必要とせずに改善した症例が多くみられます。
■ハリゾンとは、抗真菌剤(抗カビ剤)の一つです。 歯垢(バイオフィルム)の中には多くのカビ(真菌)がみられ、様々な歯周病のバイ菌を育てる「ゆりかご」のような役割をしています。 この歯垢(バイオフィルム)をハリゾン(抗カビ剤)でこかしてしまうと、絡まりあっていた歯周病菌がバラバラになり、除菌効果が高くなります。