矯正について
人は"呼吸すること"、"眠ること"、"食べること"で生命を維持しています。
そのどれもが歯科と大きな関係があります。
最近の子供たちによく見られること
・最近の子供たちは硬い物が食べられない。 | ■授乳の問題があります。
・哺乳ビン→吸うだけトレーニングです。
・お母さんの乳→乳頭を噛みながら吸って咀嚼の運動して食べる練習をして周囲の筋肉をトレーニングしています。
■離乳の時期の問題
普通の食べ物を食べる前に離乳食で少しずつトレーニングしているかどうか。
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・最近の子供たちはしっかり飲みこめない。 |
・鼻で呼吸できない子供たちが増えている。 |
・顎の劣成長によるものが多いです。(鼻腔も狭い様になる)
・小学校までの時期で上と下の顎が大人の大きさに成長します。
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・時には小さい時からイビキをかく。 |
・よく睡眠をとれないことがある。 |
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鼻で呼吸できないと 口呼吸になってしまう
■口呼吸の問題点
@人は鼻で呼吸することで外気の汚染、温度、湿度を調整して体内に入れていますが、口で呼吸することでそのまま汚染した空気を体内に入れてしまいます。
A口で呼吸するため、舌を上にあげられず口蓋が深く狭くなり前歯が出っ歯になる。鼻腔も狭く風邪を引きやすい。
B口で呼吸するため下顎(下アゴ)を上げて呼吸するので姿勢が悪くなる。
・・・歯並びも悪くなり、体も弱くなってしまう。 |
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子供たちによく見られる状況
- テレビやゲームの時によく口を開いている。
- 寝ている時に口を開いている。
- 食べ物を飲む時、何かぎこちない。
- よく扁桃腺を腫らす。
- よく鼻がつまって耳鼻科に行く。
- アトピーの傾向がある。
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鼻呼吸をやめて舌のトレーニング
■ガムトレーニング
@2個のガムを口を閉じて左と右、別々に咬む。
Aその後に2個のガムを1つにまとめて、舌で上顎の後ろの方にペッタンコにつぶして押し付ける。
B1日30〜60分、1回に2個のガムを使用。
キシリトールガムを使用する。
3か月やってみる。
■すてきな笑顔になるためのガムトレーニングの効果
@引きしまった顔(口輪筋をきたえる)小顔効果
A左右対称のすてきな顔。
B口呼吸の改善。
C口が乾燥しなくなり、口腔内も改善して免疫力アップ。
D虫歯になりにくくなる。→唾液が増える。キシリトール効果。
E咬む刺激で脳の活性化。→IQアップ。
F矯正後の歯並びの安定化。
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いつ頃から矯正相談したら良いですか?
@小学校1〜2年生でまずチェック!
- 6才になると一番奥から6才臼歯が生えてきます。
→6才臼歯の咬み合わせが重要です!
- 上顎(上アゴ)の成長のピークは6才ぐらい!
→そのまま小さい顎(アゴ)のままだと、6年生の時に永久歯がガタガタに・・・。
→鼻腔の成長も悪く、口呼吸になり免疫力も弱くなる。
A小学校3〜4年生のチェック!
- 犬歯などが生えてくるスペースがあるかどうか?
- 上顎と下顎の前後的・垂直的関係は大丈夫?
B小学校5〜6年生のチェック!
- そろそろ下顎(下アゴ)の成長のピークです。
- そろそろ永久歯が全部生えそろいます。
→全部キレイにならんで生えそろってイケメンになれるかな?
小学校の間に永久歯がキレイに生えるように顎の成長を助けてあげるのが矯正第一期治療です。
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矯正治療の時期
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第一期治療
まだアゴの骨の成長している時期に(〜小学校6年生)
小学校6年生〜中学1年生で永久歯がきれいに生えそろうようにアゴの成長を助けてあげる(拡大装置)治療です。
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FKO
小学校6年生〜中学校1年生の時期にピークを迎える下顎(アゴ)の成長を助ける装置です。
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リップバンパー
口唇の力を利用して歯の位置を整えてくれる装置です。
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